大科学実験

やってみなくちゃわからない!ホソノ

これまでの大科学実験

これまでの大科学実験
実験01 音の速さを見てみよう
実験02 空飛ぶクジラ
実験03 コップは力持ち
実験04 太陽で料理しよう
実験05 高速で止まるボール!?
実験06 リンゴは動きたくない!?
実験07 人力発電メリーゴーラウンド
実験08 声でコップが割れる?
実験09 大追跡!巨大影の7時間
実験10 象の重さは?
実験11 卵の上に立つラクダ
実験12 高速スピンの謎
実験13 暗闇に光を!
実験14 忍者になろう
実験15 本は力持ち
実験16 時速100kmの振り子
実験17 静電気でお絵かき
実験18 ボールは戻ってくる?
実験19 さわらずに球を動かせ
実験20 かなりしょっぱいウェディング
実験21 救出!てこ大作戦
実験22 みんなここに集まってくる
実験23 水深10000m!?
実験24 手作り電池カー
実験25 氷でたき火
実験26 水のナイフ

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実験02 空飛ぶクジラ

空気は温めると軽くなる。全長50mの黒いビニールで作ったクジラ型のバルーンを太陽光で温めて、人を持ち上げることができるか挑戦する。

空気は暖めると軽くなる。全長50mの黒いビニールで作ったクジラ型のバルーンを太陽光で暖めて、人を持ち上げることができるか挑戦する。

期間限定配信 ※番組の配信は終了しました。

コラム今回の実験 「空飛ぶクジラ」

 暖められた空気は膨らんで、上に昇ります。ソーラーバルーンはそれを目で確かめるのにもってこいです。でも、暖かい空気が上に昇ることは、普段の生活でもちょっと気をつけていれば、実感できますよ。

もう春になって暖かくなってきましたが、暖房が入っていたときのことを思い出して下さい。階段を上がっていくと暖かくなっていくのがわかることがあります。もし、急に寒くなったりして部屋に暖房を入れたら、十分に部屋が暖まったところで椅子や机に乗って、天井の近くの空気に触れてみましょう。床に近いところよりも暖かいはずですよ。

お風呂に入るときに、よくかき混ぜないと、上の方が熱くて下はぬるいことがあります。水も空気と同じで、温かい方が上に行きます。

番組では大きなクジラのソーラーバルーンで人を持ち上げましたが、普通の熱気球は球の形が基本です。上と下は決まっていますが、どの方向から見ても左右は同じ形をしています。熱気球は番組の冒頭に出てきましたね。色はとってもカラフルなのに、形はシンプルですね。 「クジラの形のほうがずっと楽しいし、ゾウや恐竜の形があったりしたらワクワクしそうです。なぜ、熱気球は球に近い形だか、わかりますか?

熱気球やソーラーバルーンは風が吹くとその方向に流されていきます。番組中にもありましたが、クジラ型をしていると、横から風を受けたときに回転したりして危険なのです。左右が同じ形をしていれば、回転する危険性はずっと低くなります。また、番組のクジラではしっぽがなかなか膨らまないのに気がつきましたか?

球に近い形をしていれば、バルーンはまんべんなく膨らんでいきます。人を乗せないバルーンならば、いろいろな形にして楽しむのもよいですが、人を乗せるとなると「安全な形」にすることがとても大切です。今回の『大科学実験』では、クジラ型のソーラーバルーンにこだわったスタッフは、安全性を確保するために何度もバルーンを作り直すなどとても苦労したそうですよ。でも、にったりと笑いながら浮かぶクジラ、よかったですよね!

下のページに番組制作ウラ話を書いています。こちらも、ぜひどうぞ!

詫摩雅子/日経サイエンス編集部
日経サイエンスブログ (カテゴリーから「大科学実験」をお選び下さい。)

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