大科学実験

やってみなくちゃわからない!ホソノ

これまでの大科学実験

これまでの大科学実験
実験01 音の速さを見てみよう
実験02 空飛ぶクジラ
実験03 コップは力持ち
実験04 太陽で料理しよう
実験05 高速で止まるボール!?
実験06 リンゴは動きたくない!?
実験07 人力発電メリーゴーラウンド
実験08 声でコップが割れる?
実験09 大追跡!巨大影の7時間
実験10 象の重さは?
実験11 卵の上に立つラクダ
実験12 高速スピンの謎
実験13 暗闇に光を!
実験14 忍者になろう
実験15 本は力持ち
実験16 時速100kmの振り子
実験17 静電気でお絵かき
実験18 ボールは戻ってくる?
実験19 さわらずに球を動かせ
実験20 かなりしょっぱいウェディング
実験21 救出!てこ大作戦
実験22 みんなここに集まってくる
実験23 水深10000m!?
実験24 手作り電池カー
実験25 氷でたき火
実験26 水のナイフ

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実験17「静電気でお絵かき」

静電気を帯びたものには、軽いものが付着する。この原理を使って、大きな紙に絵を描いてみよう。

静電気を帯びたものには、軽いものが付着する。この原理を使って、大きな紙に絵を描いてみよう。

期間限定配信 ※内容は放送番組と一部異なる場合がございます。

コラム今回の実験 「静電気でお絵かき」

 今回のテーマは「静電気」です。

 静電気というと、冬の乾燥(かんそう)している日にドアノブにさわったりすると「パチッ」と来るのを思い出す人がいるかもしれません。あれを「静電気が起きた」などとよく言いますが、正しくは「静電気による放電(ほうでん)が起きた」です。

 たまっていた静電気が一気に放電されると火花を散らして「パチッ」となります。空の雷はまさにこれです。冬に真っ暗な部屋でセーターを脱ぐと、パチパチいいながら小さな火花が見えることがあります。試してみて下さいね。

 放電のパチッはあんまり好きになれないと思いますが、静電気はくっつく力や反発する力を生じさせます。 今年の6月に7年間の旅を終えて帰ってきた小惑星探査機(しょうわくせい・たんさき)「はやぶさ」のイオンエンジンは、静電気の反発する力を利用したものなんですよ。

 くっつく力を利用した身近なものが、大科学実験で登場(とうじょう)したコピー機です。レーザープリンターも同じ原理です。

 1回目の大実験では、トナーがうまくくっつかず、どんな絵が描かれているのかよくわかりませんでした。あれはまったくの予想外だったそうです。

 番組の中で実験レンジャーさんは呆然(ぼうぜん)としていましたが、あれは演技(えんぎ)ではなく、あの場に居合わせただれもが「何で?」と突っ立ってしまったそうです。

 これを救(すく)ってくれたのが、帯電(たいでん)ガン製造会社の技術者さん。撮影の邪魔(じゃま)にならないように、後ろの方で見ていたそうですが、あの時はススッと前に出てきて、「何が起きているか」の原因究明(げんいんきゅうめい)に乗り出して下さったそうです。

 帯電しすぎが原因とわかり、たまりすぎた電気を逃がすためのアルミ箔(はく)をはるなどして解決したわけですが、あれは技術者さんが持っていた物だったそうです(制作チームは後で買って返したそうです…)。

トラブルが起きた時にすばやく動き、必要な道具や材料を常に持ち歩いているなんて! 相次ぐトラブルを乗り越えた「はやぶさ」のときも思いましたが、技術者さんはかっこいいですよね。

 下記のサイトに制作ウラ話をのせています。こちらもぜひどうぞ!

詫摩雅子/日経サイエンス編集部
日経サイエンスブログ (カテゴリーから「大科学実験」をお選び下さい。)

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